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口内炎の治療方針 ~なるべくなら歯を抜かないで良い状態が維持できるように~

幼い頃に感染したウィルスにより、若い年齢にも関わらず
歯肉口内炎が重度のネコちゃん達も存在します。

歯が原因ではなく、歯肉が原因で痛みが起きている場合では
歯を抜かないで、口の中を良い状態で保つこともできます。

特にネコちゃんの犬歯に関しては、若い頃に抜いてしまうと
長い年月をかけて、骨に問題を起こしてしまいます。

犬歯が残せる状態であれば、抜かないで残してあげたいと、当院は考えております。

残念ながら、抜かなければいけない状態にまで進行してしまっていたら
なるべく骨の問題を出にくくするよう、処置をしていきます。

早期発見、早期治療で残せる歯は多くなっていきますので、
ネコちゃんの歯肉口内炎はお早めにご相談下さい。