CAT

若い猫ちゃんの歯茎の赤み ~歯肉口内炎~

猫ちゃんの歯肉口内炎は、
実は年齢に関係なく、
1歳未満の若い猫ちゃんでも
よくできてきます。

歯肉(いわゆる歯茎)が
赤く腫れていることがあります。

この病気に対して、
抜歯という選択肢もあり、
実際非常に有効ではありますが、
猫ちゃんのこれからの生活を考えると
はじめは歯を温存して治すということを
考えるべきではないでしょうか。

この問題に関しては、
早期に気づいて頂ければ頂けるほど、
猫ちゃんが歯を失う危険は少なくなりますので
早期発見・適切な治療が猫ちゃんの
将来を大きく左右します。

歯を抜くという選択肢を選ばれる前に、
なるべく早期に当院へご相談ください。


◆原因
猫の歯肉の赤みの原因に
いわゆるネコカゼのウィルスが
関係している可能性が高いという事が解ってきました。

1歳未満の猫ちゃんの歯肉口内炎は、
免疫が不安定なために起きていることが多く、
治療によりいい状態を維持することで
成猫よりも短い期間で
投薬が必要なくなる子が多くいます。



◆治療
当院での若い猫ちゃんの歯肉の赤みに対する治療は、
高齢の猫ちゃんとは違い、
まずは歯を抜くのではなく
とにかく口の中の赤み・違和感をなくすため、
炎症を起こさないように
ケアや内服薬の相性を探すということを優先します。


症例紹介
日本猫  男の子  推定1歳

◆症状
うまくごはんが食べられない。
ぽろぽろとお皿からこぼしてしまう。

◆診断
口の中を確認し、
歯肉口内炎と診断しました。

◆治療
この子の場合は、
内服治療で症状が改善し、
歯肉の赤みも引いたため
半年間で投薬を終了しています。

下の写真は治療前と治療後です。
歯肉の赤みが引き、
全体的にピンク色になりました。