短頭種

SNUB NOSE DOGS

パグの皮膚腫瘤

パグの皮膚の腫瘤は短頭種の中でも一番注意が必要です。
なぜならパグは全犬種の中でも肥満細胞腫の発生率が第2位だからです。

肥満細胞腫には悪性度が高いもの、低いものが有り、
悪性度が低ければ外科処置によって完治が望める可能性が有ります。
よくイボ、脂肪のかたまりで片づけられる体表のできものはパグでは様子を見てはいけません。
腫瘤は進行してしまうとかなり大きく皮膚を切り取らなければいけなくなります。
早期に処置をすればするほど切り取る皮膚は小さくてすみます。
またパグの皮膚は侵襲や炎症によって色素沈着を起こし黒くなってしまうことがあるので
傷が小さくてすむ早期の処置をお勧めします。