CAT

猫の肝リピドーシス

肝リピドーシスとは、

様々な原因により猫ちゃんの肝臓に過剰な脂肪が蓄積する病気です。

過剰な脂肪が細胞にたまることで肝細胞の機能が低下してしまいます。
急激な体重減少や食欲不振、元気消失、嘔吐、下痢、便秘などの症状が見られます。
肥満の猫ちゃんやメスの猫ちゃんが3日以上食事を摂取する量が少ないとなりやすいといわれています。

肝臓の機能が弱ったり栄養のバランスが崩れて脂肪の代謝が異常になったり、

何かしらの病気で絶食に陥ったことで、体の脂肪からエネルギーを作ろうとし

肝臓に入ってくる脂肪の量が増えたりする状態になることが原因となります。


放っておくと肝不全に陥り死んでしまうこともありますが、積極的な早期治療により肝リピドーシスの猫ちゃんの約60%が治るとされています。
猫ちゃんに体重減少や食欲不振が見られましたらお早目にご相談ください。