CAT

猫は何歳まで
麻酔をかけられるの?

A.年齢よりも重要な事があります。
それは、その猫ちゃんの今の健康状態です。

麻酔は主に肝臓で代謝されて、
腎臓で排出されます。 
個体差はありますが、
基本的には生後8週齢以降になれば
麻酔を安全にかけられるといわれています。

飼い主様で「もう年だから麻酔は・・・」
という方がいらっしゃいますが、 
"病気"と"麻酔のリスク"を天秤にかけ、
結論を早めに出すことが
良い結果を生む事もあります。

その為当院では、
麻酔をかける必要がある処置の際には 
全身を検査する麻酔前検査を行い、
麻酔のリスクを必ず評価し、
その子の状態に合わせた麻酔を
計画してから処置を行っております。

高齢の猫ちゃんの懸念点は慢性腎臓病です。
腎臓に負担をかけないことを念頭に
麻酔を計画していきます。