CAT
高齢な猫の歯茎の赤み


猫は高齢になると、口の問題に関してのトラブルが多くなります
猫はもともと、歯頚部吸収病巣(ネックリュージョン)と呼ばれる
人間や犬では起きにくい病気を非常に起こしやすいです。
一本の歯が罹患すると痛みのため歯をうまく使って
ご飯を食べることができなくなり、
残った健康な歯に歯石がついて歯周病になるケースが多いです。
歯周病により歯肉(いわゆる歯茎)が赤く腫れあがったり
ただれて出血していることがあります。
特に猫ちゃんは寿命が延びて来て、
20歳を超えることも今では珍しくありません。
猫ちゃんの寿命が延びてきた昨今、
歯のトラブルが命取りになるケースも多いと思います。
腎臓病の進行に歯周病が関与していることもあります。
糖尿病や甲状腺機能亢進症に関与していた事例もあります。
何より歯の問題から来る痛みは生活の質を著しく落とします。
高齢だから、腎臓が悪いから、
という理由で歯の治療を諦めるのではなく、
今抱えている問題をしっかり把握し、
獣医師と話し合って治療が必要なのであれば
治療を行うようにしましょう。
全身麻酔・内科治療ともにいろんな方法から
その子のベストな治療を組み立てていきましょう。

↑歯肉が一部盛り上がって赤くなっています。
レントゲンで確認すると歯が溶けているのが良くわかります。