DOG

ヨークシャーテリアの歯科

ヨークシャーテリアは個体によって、体の大きさの差が大きく
体の小さい子は、顎の大きさに比べて歯が大きいため叢生(そうせい)と呼ばれる歯が接する状態が強く出ます。

歯と歯の間の歯肉も少なく歯石が付着しやすいという問題があり 
他の犬種に比べて、早期に歯周病になりやすいです。

歯周病を放っておくと、もともと骨量が少ない下顎の骨が場合によっては骨折してしまうことがあります。 
また、特に身体の小さい子は乳歯が残りやすく
そのまま放っておくと不正咬合と呼ばれる噛み合わせが悪い状態になってしまいます。

わんちゃんの乳歯から永久歯への生え換わりの時期は、生後5~6か月です。 
乳歯と永久歯の共存期間は、通常上顎の犬歯は長くて2~3週間、下顎の犬歯は1~2週間
犬歯以外の歯は0~数日になります。
生え変わりの時期は歯科検診を受けて頂き、乳歯が抜けないようでしたら早めに抜歯するようにしてください。