短頭種

SNUB NOSE DOGS

シー・ズーの皮膚病

シー・ズーの起源は、諸説ありますが中国の宮殿やチベットの寺院で大切に育てられていたといわれています。
チベットや中国の乾燥した地域で改良されたシー・ズーにとって
日本の梅雨は湿度が高く、皮膚病になりやすく、耳の問題も抱えてしまう子が多いです。

頭部は低い鼻と丸い目、丸い頭が特徴ですが、その顔のつくりから目のトラブルも多く見ます。 
涙ヤケやトラブルを起こしている眼の周りの毛・マツゲに対して間違った処置をしてしまうと悪化してしまうケースもあります。
顔のしわ、脇の部分、足の間など擦れる部分のべたつきが
皮膚のトラブルをさらに悪化させるようなシーズー独特の皮膚と 皮膚表面に増加する微生物の、薬に対する反応の悪さが治療を難しくしていると感じています。 顔のしわ部分に関しては、涙ヤケが状況を悪くしていることが多いです。 当院ではその子にあった治療で対応するようにしています。